ノミの投資家奮闘記

ノミの投資家奮闘記

サラリーマン投資家の米国株長期運用記  

3月までの実績まとめ

こんにちは!ノミの投資家です。

 

本当に久しぶりの更新です!実はノミの投資家はコロナ禍の中、4月より転勤となり3月は業務引継ぎやら家探しやら引っ越しやらで全く息つく暇がなく、4月に入っても新任地と新生活でホントにてんやわんやでブログを書く暇が到底ありませんでした;;;ようやく生活が落ち着いてきたのでだいぶ古新聞ですが3月末までの実績まとめを記録しておきたいと思います。

1.ポートフォリオ

3月はコロナ影響が実態経済に及び始めたということで株価が暴落しました。既に2月末ごろより暴落は始まっていましたが、2月末時点で25,400ドルだったダウは3月は一時18,200ドルと20,000ドルどころか19,000ドルを大きく割り込み18,000ドルすら割り込む勢いで下落しました。その後持ち直し、3月末時点では21,917ドルと21,000ドル台を回復する乱高下で終わりました。

f:id:nomiinvestor:20200412230706p:plain

そんな中、ノミの投資家のポートフォリオはどのようになったでしょうか!?早速見ていきましょう!。

f:id:nomiinvestor:20200412230205p:plain

f:id:nomiinvestor:20200412230219p:plain

総資産 $52,630

損益額 -$4,803

損益率 ‐8.4%

暴落相場に巻き込まれたため、先月に引き続き全体の損益は大きくマイナスとなりました。それでも損益率は-8.4%なので相場が2桁台の下落をしている中では私のポートフォリオは良く粘っていると思います。

そしてそしてノミの投資家は暴落相場の中、3月は積極的に買い増しました!今月の見どころは何と言ってもMSFTです!!!暴落相場のどさくさに紛れて念願のマイクロソフトちゃんを買い付けることに成功しました!その額なんと5000ドルの買い付けを行い、一気にポートフォリオ1位の座を奪いましたぁ~~^^ 実は今年の買い付け枠に設定していた120万円はとうに超えているのですが、ずーーーーっと欲しかった銘柄なので暴落したのチャンスと捉え、大規模緩和を行い5000ドル追加投入しました。とても信頼している銘柄なので買えて本当に満足しています^^あとは、ULやらRDS BやらBTIやらをいろいろ買い増しましたが大きく下落した日に反射的に買い増していたのでどれをどれだけ買ったのかよく覚えていません笑

f:id:nomiinvestor:20200412232601p:plain

セクター別に見てみるとMSFTが加わったことでハイテクセグメントができました!基本軸は生活必需品とタバコとヘルスケアで固めて金融とハイテクをアクセントに入れていく作戦ですが、今後は銘柄数は増やさず同じ銘柄を買い増していく計画です。

2.資産推移

続きまして資産推移を見ていきます。

f:id:nomiinvestor:20200412233129p:plain

f:id:nomiinvestor:20200412233111p:plain

株価の下落が大きく、総資産は配当金を含めても初めてマイナスに転落しました!!グラフで見ると損益率の急降下がすごいですね!ただ、下落する中で積極的に買い増していったので、累計買付金額は2月末の45,000ドルからなんと12,000ドルも増えて57,000ドルに達しました。一か月に130万円ぐらい買い付けたのですごい勢いで買ってたんですね、、、全然そんなつもりなかったんですが、改めて私って株買うの好きってことが分かりました 笑笑

3.配当金積み上げ

最後に肝心要の配当金積み上げを見ていきます。

f:id:nomiinvestor:20200412232247p:plain

f:id:nomiinvestor:20200412232235p:plain

今月はD、JNJ、PFE、RDS B、UL、Vの5銘柄から配当金を頂き、合計162ドルになりました!!!この額はこれまでで最高額になります!含み益がいくら増えても大して嬉しくですが、配当金がキャッシュインすると本当に嬉しいですね。今後もこの階段がどんどん積み上がっていって記録するのが面倒になってくれることを期待してますww

4月はKO、MO、PEP、PMの主力4銘柄からの配当が入る予定なので楽しみ楽しみ~♪

 

最後に一言

コロナで相場は崩れてますが、実体経済にもかなり深刻な影響があると思います。暴落が4月以降も来るかもしれませんが、それがどうした!!?

重要なのはコロナで一人でも多くの人が苦しまずに禍が終息することです。事態終息に向けて皆さん一人一人が行動に責任を持ち感染拡大防止に努めるようにしましょう!

 

コロナ禍の一日でも早い終息を祈ります!

 

ではでは~~

 

 

 

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

2月までの実績まとめ

こんにちは!ノミの投資家です。

 

2月が終わってもう一週間経ってしまいましたが、突然の転居を伴う辞令拝命でものすごくバタバタ日々を送っており全くブログを書く暇がありませんでした;;

遅ればせながら簡単に2月までの実績をまとめます!

 

1.ポートフォリオ

まずはポートフォリオからです。

f:id:nomiinvestor:20200307095023p:plain

f:id:nomiinvestor:20200307095224p:plain

時価総額 $44,486

評価損益 -$419

評価損益率 ‐0.9%

コロナウイルス騒動で市場は大荒れです!ポートフォリオは全体でマイナスに転落しました!!!特にRDS Bの損益はひどいことになってますね^^; 笑 生活必需品系は基本的にこのような相場でも粘り強さを見せていますが、それでも全体の地合いに引きずられてKO PEP ULなどの優良銘柄も軒並み下落しました。2月のダウは月初めは28,319ドルあったのが月末は25,409ドルと12%も下落しました。このような相場では狼狽売りや逆張りでの焦り買いなどで失敗する人も多いと思います。ノミの投資家は2月は買い付けは配当再投資のみで追加入金投資はほとんど行わず、とりあえず株価が下落するのを待って3月以降に買い増すことにしました。長期投資家のノミの投資家にとってはこのような株価下落相場はチャンスと捉えて積極的に買い増していく予定です。

f:id:nomiinvestor:20200307095651p:plain

セグメント別の構成比は前月から変わらず生活必需品がトップを占めています。金融株のVなんかは今後も追加で入れて、生活必需品の構成比も40%程度まで増やしていきたいですね。コロナ騒動の乱高下相場を見ながら買付けタイミングを狙っていきたいと思います。

2.総資産推移

次に総資産を見ていきます。

f:id:nomiinvestor:20200307132437p:plain

f:id:nomiinvestor:20200307100534p:plain

1月までは調子よく株価上昇していましたが、2月は急落に見舞われ評価損益率はマイナスに転落しました。1月末にあった評価損益は+3300$程でしたがそれが一気に消し飛んでマイナス419$なので3700$の資産が目減りしたことになります。含み損益だけ眺めていることがいかに無駄なことかを思い知らされますね笑。ただ、注目すべきは配当を加味した総資産増加率の部分で、これまで積み上げた配当金を勘案すると資産増加はプラスを維持していて投入金額に対して2%の資産が増えているんです!下落して評価損益がマイナスになっても実際にキャッシュインして資産が増える配当はこのような下落相場でも資産を増やす底力を発揮しますね!

3.配当金積み上げ

最後は配当金の積上げ状況です。

f:id:nomiinvestor:20200307101105p:plain

f:id:nomiinvestor:20200307101604p:plain

f:id:nomiinvestor:20200307100604p:plain

株価は下落していますが、配当金はちゃんと入ってきてます!!2月はABBV, BTI, GIS, MA, Tとなんと5銘柄から配当で合計$115の受取となりました!受取配当は入金力の一部です!安定して月$100以上の配当金が入金されるとそのお金で買い増せるのでやっぱり違いますね!3月はD, JNJ, PFE, RDS B, ULとまた5銘柄からの配当が受け取れるので楽しみです^^

コロナ騒動はまだまだ先が見えずに株価にどこまで何が織り込まれているか分かりませんが、3月に入っても1000ドル級の下落が続いていますね。ただ、そんな荒れる相場の中で、長期投資家ノミの投資家はいつもこう思ってます。

知ったことか!!

正直、そんなのいちいち考えて不安になってたら20年30年投資する中でメンタル擦り切れてしまうので、株価が下落すると状況見てチャンスかどうかという視点で考えていきたいですね。ただ、ノミの投資家は投資をあと20年以上続ける予定だからそう言えることで、来年投資を止める人にとってはこの下落相場は気が気ではないかもしれませんね。そうゆう意味でEXIT戦略は若いうちから何となくでも考えておく必要あるかもしれません。ノミの投資家は一生売らない可能性もあるので人生EXITするのがEXIT戦略になるかもね www

 

ってことで、3月は積極的に買い増しているので次回の実績発表もご期待下さい~^^

 ではでは、みなさん楽しい投資生活を~

 

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

サラリーマン捨てたもんじゃない!!

こんにちは!ノミの投資家です。

 

株クラの方々の中にもサラリーマンの方は多いと思います。みなさん国内外、大企業、中小企業、都市圏、地方などさまざまなフィールドで活躍されていますよね!ノミの投資家もそんなサラリーマンの中の一人です。サラリーマンと言うとやっぱり出てくるのは「会社の愚痴」ですよね^^; つまらない仕事、強制残業、満員電車通勤、行きたくもない接待や飲み会、パワハラ、セクハラ、無駄なハンコリレーやダラダラ会議、安月給などなど、組織の中で生きる上では避けられないことも多く、まあ口を開けば愚痴は止まらない方が多いのではないでしょうか?その上、年収が上がればガッツリ税金と社会保障費に持っていかれて転勤などで片働きを余儀なくされている人は月々かなり苦しい生活をしているのも事実だと思います。ノミの投資家はどうかって??当然愚痴は尽きません!語ろうと思えば一晩中でも語れます、吐くまで語れます 笑

そんな悪いことだらけのように見えるサラリーマンですが、ホントにそんなに哀れな生き物なんでしょうか?ノミの投資家は最近愚痴も言い疲れてきたので一周回って逆に良いところを探してみました!探してみると甘い汁はたっぷりですね~

それでは「サラリーマン捨てたもんじゃない!」をお楽しみ下さい^^

※この記事はノミの投資家の職場と今のポジションを基準にしているので人によっては全然違うと思われる方もいるかも知れませんがご容赦下さい。

1.意外に多い休日で休みまくれ!

サラリーマンって拘束時間が長くて自由な時間が短いと思っている方多いと思います。本当にそうでしょうか?ノミの投資家は日系メーカー勤務ですが、勤務日は6:45に家を出て19~20頃家に帰り着くまで通勤時間を含めて12時間以上は拘束されています。が、同時にメーカー企業は休みがめちゃくちゃ多いです。会社から提供される年間の休みは以下になります。

・土日:104日

・祝日:約20日

・有給:20~25日

・年末年始、お盆休暇、会社規定休日など:数日

ってな感じで土日祝日が被ることを考慮しても合計130~140日ぐらいは休みになります。一年365日なので1/3以上は休みなんです。有給なんてあっても使えるか!という人も多いかもしれませんが、これは労働者の権利なので使おうと思えば誰も逆らうことはできません。使えないのではなく使ってないだけです。メーカーの場合はこれに加えて飛び石連休などは工場生産効率を考慮してラインを連日でストップさせるために無理やり連休にすることが多く、謎の休みが年に何度かあります。GW、お盆、年末年始なんかはほぼ確実に10日間ぐらいは休みになるため週末含めると月の半分ぐらい休んでいる月が年に3回もあり、有給なんて全部使わなくても十分多くの休みを取れていると感じます。

ノミの投資家は以前外資系企業に務めていましたが、その時は完全カレンダー通りの休みで飛び石連休は当然飛び石のままでした。日系メーカーの休みの多さに憧れてメーカーに転職しましたが本当に休みが多いですね。メーカーでなくても日系企業で働くサラリーマンは総じて休みが多いと思います。町のラーメン屋や喫茶店のような自営業の人がこれだけたくさん休むとたぶん潰れてしまいますが、サラリーマンは休んでいる間でも給料は変わらず入ってくるのである意味効率よく生きていると感じています。

毎日仕事キツイか?とにかく休みまくれ!!

2.安定的な給料はもはや配当金!

サラリーマンは基本給があります。基本給はほぼ確実に毎月入ってきます。これってサラリーマンにとっては普通のことで何の有難みも感じないですが自分で事業をするとなかなか難しいことです。しかも休日が多くても、有給で休みまくっても変わらず給料が振り込まれてくるのである意味不労所得と考えても過言ではありません!ぶっちゃけ配当金かよ!と思えるほどです。例えば、ノミの投資家はスノボが好きですがスノボで足を骨折して1か月入院!となっても有給などを使えば給料が普通に満額振り込まれます。これなら安心して骨折できます。これ、ありえないぐらいのリスクヘッジだと思いますよ!

また、給料が安定すると将来への計画や投資に回せるお金などの計算がしやすくなるなど人生設計が比較的簡単にできるようになります。そして仕事で大して成果が出てなくてもボーナスという手取りが突然3倍ぐらいに増える月が年に1~2回来ます。業績連動性が強いとか成果主義が厳しいサラリーマンはボーナス部分の上下が大きいかも知れませんが、まあみなさん大体毎年もらえることはもらえますよね?これってサラリーマンならではの特権だと思います!

配当金レベルで安定した収入と休日を組み合わせて不労所得感を味わえ!

3.手厚い社会保障リスクヘッジ

サラリーマンは給料の中から社会保障費が大きく取られています。これに不満を持つ方は多いと思います。ノミの投資家も月収が額面だと45万円ぐらいですが手取りにすると33万円ぐらいに激減します。社会保障費の個人負担は給料の約15%程度で厚生年金やら健康保険やら多額の金を徴収されて手取りがかなり減ってしまうんです。ただ、逆を言うとそれだけ保障は手厚くされていて、更に会社が料金を全額支払ってくれているものもあります。社会保障としてサラリーマンが加入している保険の代表例は雇用保険労災保険、健康保険、厚生年金保険などがありますが、これをどのぐらいの割合で会社と個人が支払っているか見てみましょう。

f:id:nomiinvestor:20200204222626p:plain

どうでしょう?給料から引かれるとめちゃくちゃ大きく見える社会保障費ですが、労働者が負担している額よりもはるかに多い金額を会社が負担しているんです。これは年収に入ってこないけど保障は受けられている部分ですから見えない年収となっています。

年金は標準収入によってもらえる額が変わりますが、厚労省が見せている平均モデルは夫が40年間厚生年金に加入して妻は専業主婦(国民年金)の場合、世帯で約22万円ほどもらえるとしています。もちろんこの年金受給額が年々減額されていてノミの投資家が老人になるころにはかなり減っているかもしれませんが、そうは言ってもこれ、加入してないと全然もらえません。しかもサラリーマン世帯で専業主婦・主夫は年金支払いの負担なしで国民年金に加入でき、健康保険も負担なしで加入できています。これは転勤などで片働きを余儀なくされる恵まれないサラリーマンにとっては最後のセーフティーネットだと思います。それに年金は将来の老齢年金としてもらわなくても、例えば子持ちの労働者が万一死亡すれば遺族厚生年金として将来もらえるはずだった年金の多くが非課税で遺族に支払われます。企業によっては企業型確定拠出年金も企業負担で加入できます。また、仕事を失った際の雇用保険や傷病を負った際にもらえる労災保険など万一のことがあった際に非常に手厚い保障を受けられる保険を会社負担で加入できていることになります。もちろんこれがかなり日本企業の負担になって成長の足枷になっていることは間違いないですが、労働者は搾取されつつもそれだけ保護されていると考えていいと思います。

これだけ手厚く保障されていれば死ぬのは怖くない!

4.福利厚生を使い倒せ!

次に福利厚生です。これは会社によってかなり差があるところだと思いますが、ノミの投資家の勤務先にも様々な福利厚生があります。その中でも重宝している福利厚生は、家賃補助・ジム法人会員・各種研修制度です。詳しくはこんな感じです。

【家賃補助】

企業によって補助率や補助の方法が違うと思いますが、ノミの投資家の場合は会社が賃貸を契約し全額支払ったあと半額分を個人が給与天引きで支払っています。家賃半額って年収に換算するとノミの投資家の場合は50万円ぐらいになりますが、それを年収外で会社が負担しています。2年に一度来るいやーな更新料も全額会社負担です。社宅に住んでいる人なんかは金額的にはさらに厚い補助を受けていることになると思います。もちろんできれば実家に帰りたいし会社のせいで住みたくもない場所に住んでる訳ですが、補助が出るのは本当に有難いことです。

【ジム法人会員】

ノミの投資家の勤務先は大手スポーツジムに法人契約しています。ノミの投資家は筋トレが趣味でジムに通っているのですが、この法人契約ジムに半額の料金で通えています。ジムの会費って結構高くて、大手スポーツジムでフルタイムで全国どこのジムにも通えるクラスだと月12,000~13,000円ぐらいしますが、これが半額で使えるので非常に重宝してます。こうゆうのは年収には出てこない利点ですね。

【各種研修制度】

会社の性格にもよりますが、社員教育に力を入れている企業は研修制度が充実しています。ノミの投資家の勤務先でも社内外の研修に参加でき、語学・マーケティング・マネジメントなどなど様々なことを会社負担で勉強できます。ノミの投資家も頻繁に研修には参加していて、自ら手を挙げて会社から経費を引っ張り国家資格も取ったりしました。海外語学研修やMBA取得など会社のお金を散々使っている人も中にはいます。このように会社のお金で勉強できるのもサラリーマンの魅力と思います。

福利厚生は年収外の収入!使い倒して副収入化せよ!

5.出張で経験値を積め!

 ノミの投資家は勤務先で海外営業を担当しています。海外出張に行くことも多く、特に担当しているヨーロッパには年に何度も行っています。こちらはノミの投資家がこれまでに出張した国々とその回数です。

f:id:nomiinvestor:20200725112213p:plain

韓国以外は全て今の職場に転勤して6年間ほどで行ったのですが、結構行きましたね。日本国内も国内営業やってたときは北は北海道、南は鹿児島まで日本全国津々浦々周りました。ドイツなんか12回も行ってますがもう行きたくもないです^^; でも海外営業のサラリーマンの方々ってこれぐらい普通に行ってる人多いので、この回数見て「は!?普通やん!?」って思う人も多いと思います。

出張って会食と移動ばっかりでめちゃくちゃキツイものもありますし、過去を振り返ると胃が痛くなるプレゼンを2~3時間も英語でやらされたり、300人の前で英語でスピーチしたことがあったりと、精神的にも肉体的にもかなり疲労するのであまり行きたいと思わないのですが、どうせ行くなら楽しむようにしてます。土日を挟む日程なら基本的に週末は観光できますしホテルのジムで筋トレもできます。ホテルだってパリの宿泊なんか一泊300ユーロぐらいするホテルに泊まったこともあります。そんなホテル、自腹では絶対泊まれませんからね。出張手当も非課税でもらえてマイルも当然非課税でもらえるのでキツイながらも、それなりに旨味を見つけてモチベを維持してます。

そんな海外出張ですが、ノミの投資家として一番の利点と感じているのは「経験」です。ヨーロッパに一週間出張するだけで飛行機代やらホテル代やら合わせると50万円ぐらいの費用がかかります。ビジネスクラスに乗る際は100万円近くします。こんなの薄給追いかけるサラリーマンが自腹では絶対にできることではないです。これを年間4~5回やってるわけですから年収の外で数百万円の費用を会社から投資してもらって経験を積んでいるんです。ツライことも多いですし、正直、ルーマニアとかナイジェリアなんて出張じゃないと行こうとも思わないですが、でも行けばそれなりに現地の仕事仲間たちと仕事の話や子育ての話や恋愛の話など酒を飲みながらいろいろな話ができますし、街を歩けば行くたびに新しい発見はあります。

だからなに?って感じもしますが、お金をもらいながら普段の生活では知りえない発見や経験をできるのは将来掛け替えのない財産になると考えています。こうゆうのは年収には出てこないintangible資産ですよね! 

出張に行って、したくもない経験を積んで人間の幅を無理やり広げろ!

6.会食で贅沢品を食え!

ノミの投資家は営業です。営業と言えば会食があります。会食行きたくないですよね、、、ホント行きたくない会食は多いです。でも、ノミの投資家はどうせ行くなら贅沢品を楽しむようにしてます。こちらはこれまでいろいろ食べてきた会食の一部になります。 

f:id:nomiinvestor:20200202224142p:plain

f:id:nomiinvestor:20200202224156p:plain

f:id:nomiinvestor:20200202224208p:plain

各地で美味しいものをたくさん食べてきました。いちいち写真に撮ってないので記録に残ってないですが、出張なんかに行くと接待を受けるので一食1万円レベルの食事を一週間ほぼ毎日食べます。高い料理ってやっぱり美味しいです。オスロのサーモンなんか日本で食べるのと違う食べ物か!って言うぐらい美味しいです。

一方でノミの投資家はとてもケチです。料理にも全くこだわりがなく奥さんの手料理大好きですし、吉野家とか釜揚げうどんとかビッグマックも美味しく食べて大満足する人間です。ハッキリ言って海外の高級料理と釜揚げうどんとどっちが好きかと言われると釜揚げうどんの方が好きです。そんな安上がり人間がこんなお高い食事を口にできるのは会社のお金だからです。六本木のモンシェルトントンなんか一人2万円ぐらいする鉄板焼きですが、プライベートでは絶対に食べません。なぜか?ケチだからです。たぶん自腹でこんな高いの食べるのは、数年に一回何かの記念日に「あ~このカネあればあの株買えるのにな~」と無駄なこと考えてビクビクしながら夫婦二人で2万円ぐらいのコースを食べるのが関の山です。結局私に染みついた貧乏根性と安上がり節約精神は一生取れないのでそんなもんです。アーリーリタイアなんかした日には節約生活をさらに加速させるので一生食べることはないでしょう。それを適当に男芸者で場を盛り上げながら、他人の金で遠慮なく贅沢品を飲み食いできる会食はしみったれ人間の私には嫌々ながらも自分の腹を痛めることなく得難い経験をしていると思います。(肝臓はだいぶ傷めましたけどね!笑)

まあこれも、だから何?って感じがしますが、結局人間死ぬときはお金も家族も置いて一人で逝かないといけないので、いろいろ経験して楽しかった!とか、あそこに行ってあれ食って美味しかった!とかそうゆう思い出だけでも一緒に持っていければと思ってます。

会食で死ぬ直前にでも思い出せる料理を食らえ!

7.まとめ

資本主義の中ではサラリーマンは労働者です。労働者は労働を提供する代わりに資本家から給与をもらって生きる人たちで、言わば使われている人たちなので資本社会においては不利な立場です。ただ、逆に考えると法人(企業)は個人よりはるかに大きな資本家であり資本主義では個人より絶対的に有利に世の中のお金を集めている立場にあると考えます。そして労働者はこの大きな資本にぶら下がりながらも不利な立場故にかなり手厚く保護されています。この立場を活かすに越したことはありません。もちろんこの記事を読んで「お前みたいに恵まれた環境じゃねー!」という人もいるでしょうし「お前の経験なんてまだまだ大したことない!」と思う人もいるかと思いますが、ここでノミの投資家が言いたいことは

「大なり小なり会社には甘い汁がたくさんある」

ということです。個々の環境は違えど見渡すと社内には甘い汁がたくさん溢れているのではないでしょうか?例えばネットでよく記事に出てくる「働かないおじさん」こうゆうのも他人に仕事をさせて不労所得の甘い汁を吸っている代表例です。もちろんノミの投資家はそんな人になろうとは思ってませんが、そのほかにも個人では決して得ることのできない甘い汁はたくさんあるので、大きな資本にぶら下がってそれを吸いまくる、これがサラリーマンの特権だと考えています。

と、いろいろねちっこくて最後は何か哲学みたいな記事になってしまいましたが、この記事はサラリーマン生活が気持ち悪くなってきている自分自身への気つけ薬のために書いているので、明日からも会社で嫌なことがある度にこの記事を読み返してモチベの決壊を防ぎたいと思います 笑

そしてこの記事読んでくれた方にお願いしたいのは、「あなたの知らないもっとこんな甘い汁もある」というネタがあれば是非教えて欲しいですそれを明日への活力にします笑 

みんな!

サラリーマンのいいとこ見つけて

オラに元気を分けて下さい!

 

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

1月までの実績まとめ

こんにちは!ノミの投資家です。

 

1月は年末までの株価好調のまま突入したかと思ったら下旬に突如中国のコロナウイルス騒動で経済への影響が懸念されて1/31のダウは600ドルを超える急落で終える形になりました。昨年末からちょっと好調すぎたので、ノミの投資家としては少しガス抜きになって良かったな~と思ってます。さて、1月が終わりましたので恒例の自己満記事、実績まとめを書きたいと思います。

1.ポートフォリオ

まずはポートフォリオからです。

f:id:nomiinvestor:20200202103856p:plain

f:id:nomiinvestor:20200202103916p:plain

 時価総額$47,026

評価損益+$3,343

評価損益率+7.7%

1月は後半から相場が崩れたりPFE、V、MOなど多少決算で滑った銘柄もあり評価損益は+7.7%と前月から3%ほど低下しました。ただ、1月はNISA枠が復活したので積極的に買付けに動いたことで時価総額は47,000ドルまで積み上げてきています。追加投入でUL 30枚、V 10枚、ACB 30枚、RDS B 10枚、PFE 25枚と合計約5300ドルを投入しました!年間買付け枠を120万円で考えているノミの投資家ですが既に半分近くを使ってしまいました^^;入金力ないのに完全にオーバーペースで買ってますね、、、。そのお陰でPFは全体的に先月からだいぶ変わってきました!ULが構成比8%と6位まで上がってきました。Vも前月まで2%程度だったのですが、6%まで上昇して、上位銘柄も全体的に10%以下まで抑えられるようになりました。今後はJNJ、D、Tあたりを買い増しして構成比上げていきたいと考えています。

f:id:nomiinvestor:20200202105057p:plain

セクター別に見てみると先月まで1位だったタバコがついに首位陥落して生活必需品がトップに上がりました!今年はPFのバランスを整えたいと考えているので徐々にバランスが取れてきていると思います。

2.総資産推移

次に総資産を見ていきます。

f:id:nomiinvestor:20200202105309p:plain

f:id:nomiinvestor:20200202105332p:plain

 

 総資産推移は相場が崩れたことで前月から評価損益率は低下しましたが、総資産も増やしている中で+7.7%なので去年の8月なんかに比べると全然減っている感じはしないですね。配当込みの資産増加は+8%なので資産は着実に増えています。この調子で入金していくと予定の120万を簡単に突破して今年終わるころには200万以上突っ込んでいる可能性がありますね^^;まあどうせ給料は入ってくるし少々オーバーしてもいいかなと思ってます笑

3.配当金積み上げ

最後は配当金の積上げ状況です。

f:id:nomiinvestor:20200202105353p:plain

f:id:nomiinvestor:20200202105406p:plain

まだまだ積み上げ歴が少ないので昨年からの延長で見ていきます。今月はPM、MOのタバコ2台巨頭とPEPから配当があり、123ドルの受取りでした!!

今年も順調に配当が入ると思われるので毎月100ドル以上は確実に入金されます!300ドルぐらいになると配当金だけで入金力がかなり上がるので、焦らず淡々と資産を積み上げて配当入金をこれからも増やしていきます!実はノミの投資家は含み益を眺めるより毎月の配当を眺める方がずっと幸せですww含み益見ているときは何の感情も湧きませんが配当は胸が弾むんですw 配当変態です 笑

2月は海外出張とかいろいろ忙しくて本業の方はちょっとテンションダウンですが、ABBV、BTI、GIS、MA、V、Tとなんと6銘柄から配当が入るので毎週幸せな気分で過ごせそうです!!配当LOVE!!

 

相場はコロナウィルスやら英国のEU離脱やらいろいろ荒れているようですが、ノミの投資家はこう思ってます

「知ったことか!」

30年投資するのであればそうゆうさざ波は無数にあるので全く気にしていません。気に入った銘柄を分析して淡々と買い集めて配当金(幸せ)を運んできてもらう。それだけにムフムフしながら次何買うか品定めしていきたいと思いますw

ではでは~~

 

投資は自己判断でお願いします。

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

ETF vs 個別株 パフォーマンス対決!!

こんにちは!ノミの投資家です。

 

今回は皆さん大好きシミュレーションシリーズになります!米国株投資をする上でETFと個別銘柄どちらにしようか迷われている方も多いのではないでしょうか?ETFの中でもHDVやSPYDなどの高配当系ETFとS&P500と連動するVOOなど性格の違うものがたくさんあり、一体どれに投資すれば一番高いパフォーマンスが出せるのか気になる方も多いと思います。そこで、今回はETFと個別株にそれぞれ積み立て投資をした場合を過去の実績値を基にシミュレーションしてみました!どうぞお楽しみください!

1.ETF 個別 代表選手!!

今回シミュレーションするETFと個別の代表選手を発表します!

ETF代表】

 VOO (バンガード・S&P500 ETF) 

  HDV (iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)

【個別代表】

 MO (アルトリアグループ。全米シェア首位のタバコメーカー、超高配当が魅力)

 KO (コカ・コーラ。言わずと知れた大人気銘柄でバフェット & シーゲル銘柄)

 

◆ シミュレーション条件

 

・2011年3月より投資開始、2020年1月まで投資

・初期投資1000$

・毎月300$ずつ入金し毎月月初の終値で買付け

・受取配当は全て再投資

・端数も再投資

・課税条件は、現地課税10%、日本国内課税20.315%

 

以上の銘柄と条件でパフォーマンス対決を行います。さぁ、どんな結果になったでしょうか!?(HDVが2011年3月よりスタートしているため投資開始時期を2011年3月に設定しています。またETFの経費率は今回考慮にいれておりません)

2.株価INDEX

まずは株価をINDEXで見てみます。

f:id:nomiinvestor:20200113210856p:plain

 2020年1月現在ではVOOが圧勝していますね!VOOは2011年以降堅調に指数を伸ばしており、特に2016年以降は他の銘柄を寄せ付けない強さを見せています。ちょっと意外だったのがMOが2014~2017年まで圧倒的なパフォーマンスを出していたことですね。今では叩き売られて超高配当銘柄の代表格となってますが、当時はグロース株よろしく爆発的な株価の伸びがあったようです。

3.総資産増減

次にシミュレーション結果の最大注目点である総資産の増減を見てみます。ここでの資産の増減とは時価総額から2011年~2020年までに純粋に自己資金を投じた金額(受取配当は自己資金から除く)の$32,800に対しどれだけ増えたか?になります。

シミュレーション内容はかなり細かいのでVOOのもののみを貼り付けます。

f:id:nomiinvestor:20200113213426p:plain

f:id:nomiinvestor:20200113213445p:plain

f:id:nomiinvestor:20200113211610p:plain

結果!!

VOO $ 60,618  ($ 28,112増、85%増加)

HDV   $ 50,049 ($ 17,264増、53%増加)

MO $ 45,463 ($ 12,677増、39%増加)

KO $ 49,046 ($16,260増、50%増加)

株価の伸びが大きかったVOOが資産増加も圧倒的に強かったですね。投資した期間的に10年弱で高配当株が強みとする複利の力がまだまだドライバーとして効いてこなかったことも影響しているようです。MOは株価高騰の後の急落が打撃で資産が思ったほど増えませんでした。KOとHDVはかなり肉薄しましたがHDVが勝利しています。バフェット銘柄とシーゲル銘柄の両方にランクインしているKOを抑えての勝利なのでHDVがいかに高いパフォーマンスが出るETFかが分かります

4.配当金積み上げ

最後に配当金の積上げ状況を見てみます。それぞれの棒グラフの左が2011年3月からの累計積上げ、右が直近一年間の受取配当になります。

f:id:nomiinvestor:20200113213134p:plain

ここで圧倒的な強さを見せたのはMOでした!!さすが高配当銘柄の筆頭格であるMOですね!直近一年間の受取配当も2位のHDVにほぼダブルスコアの差をつけています。意外だったのは、HDVがここでもKOに勝利したことと、VOOの直近受取配当が想像していたのより高かったことです。これを見ると高配当銘柄として名高いKOですがパフォーマンスがちょーーーっと目劣りする感じですね。

f:id:nomiinvestor:20200113214155p:plain

配当率の変遷を見てみると直近でもKOはHDVに負けており個別銘柄のリスクを考慮するとHDVの方がはるかに魅力的な銘柄となっています。VOOは過去から1%台後半~2%前半で推移しています。直近では株価が$300をつけており非常に高騰している雰囲気ですが、配当率からみると異常に高いものではないようです。MOは株価の高騰と急落で配当率が大きく上下していますが、現在の5~6%あたりは過去10年間で見ると比較的心地良いレベルに落ち着いているように見えます。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?ノミの投資家の感想としては、単純配当狙いではなかなか見えてこなかったVOOの魅力HDVの以外なパフォーマンスの高さが分かりました。また、説得力のあるキャッシュインを狙うならMOのようなパンチのある銘柄が必要で、ポートフォリオのバランスを考えるのであればMOの配当力とVOOの上昇馬力などを混ぜることも面白いなと感じました。ただ、今回のシミュレーションはHDVが設立された2011年から投資をスタートさせており期間としては10年弱と短いため株価上昇力の強いVOOが強みを発揮する結果になりましたが、20年ぐらいに期間を延ばすとまた結果が変わってくると思います。次回は期間を伸ばしたパフォーマンス対決をやってみたいと思います!

 

このシミュレーションは個人の見解になりますので、投資は自己判断でお願いします。

 

 

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

2019年実績まとめ

みなさん明けましておめでとうございます~!ノミの投資家です。

2019年が終わって2020年が始まりましたね!ノミの投資家は2018年に日本株で大ヤケドを食らい米国株を開始したのが2019年1月からでしたので、ちょうど米国株を始めて1年になります。2019年の米国株相場はアップルショックや逆イールドなどで大幅に下落する中でスタートしました。米中貿易摩擦や世界景気減速などでアメリカがリセッション入りする可能性があるなどと言われて投資家は非常に慎重に投資を進める雰囲気でしたね。でも、終わってみればボラティリティが非常に小さくずーーーっと右肩上がりで長期投資家にとっては非常に投資しやすい相場となりました。そんな中でノミの投資家のPFも順調に実績を伸ばすことができました!早速実績を振り返ってみたいと思います。

1.総合成績

まずは資産全体の成績を見てみます。

f:id:nomiinvestor:20200102171511p:plain

時価総額$42,143

評価損益+$3,931

評価損益率+10.3%

一年で10%を超える含み益を出すという素晴らしい内容になりました!!!2018年は短期トレーディングギャンブルでマイナス数百万と言う思い出したくもない地獄を味わい退場寸前の瀕死だった私が、2019年から長期投資に切り替えて最初の一年にこの成績は自分にとっても大きな自信となりました^^

 

また、12月は新たに念願のユニリーバ(UL)がPFに加わりました!!!ULが南アジアの売上が低調で年間の売上ガイダンスを下方修正したことで前日比9%の急落に見舞われました。ノミの投資家はULが買いたくて堪らなかったので、そのショック安につられて衝動買いしてしまいました~^^;ちなみに酔っていたので買ったことを覚えていないのですが、既に株価は落ち着きを取り戻しつつあり、結果オーライな衝動買いとなりました。ULの銘柄分析は以下でやってますのでご参考下さい。 

nomiinvestor.hatenablog.com

また、PF全体を見てみると11月から大きな変化はなくABBV・PM・MOが株価回復により上位を占めています。年明けてNISA枠も復活しましたので、とりあえず下位銘柄は早めに追加買い付けていきたいと思います。

f:id:nomiinvestor:20200102173337p:plain

2.資産・損益推移

次に一年間の資産と損益の推移を見てみます。

f:id:nomiinvestor:20200102173721p:plain

f:id:nomiinvestor:20200102173739p:plain

2019年は配当を含めた資産増加は$5000に達しました!軽くボーナス一発弱ぐらいの資産が増えたことになります!思えば2019年は前年の瀕死状態から自分に合う投資方法は何なのかを深く考えて長期・配当というキーワードでネットで調べながら行き着いたのが米国株でした。とりあえずジェレミーシーゲル先生の株式投資の未来”を熟読して、恐る恐る初めて買ったのがMOの10株でした。以来、取り合えずひとまず300万はぶち込もうと1~4月までにバリュー株を中心に$30,000のPFを作り上げました。結果論ですが、1~4月は投入のタイミング的には非常に良いタイミングだったので評価損益も8月に全体でマイナスが出ましたが、基本的にはずっとプラスを維持できました。最終的には予定していた300万を超える額を投入して約400万円の投入となりました。

3.配当金推移

最後に配当金を見てみます。

f:id:nomiinvestor:20200102205836p:plain

f:id:nomiinvestor:20200106225400p:plain

12月はD、JNJ、KO、PFE、RDS B、Vから配当が入り、合計で受取配当は$127となりました!そして2019年は3月にJNJから$6の配当を初めて受け取って以来、年間累計で$1070まで積みあがりました!!!いやぁ~初めてJNJから配当をもらったときは嬉しかったですが、ちゃんと本で読んだ通りのように積み上がりましたね!基本的には全て連続増配系のPFなので来年はこれ以上の配当が受け取れることが見えているので嬉しいばっかりですね~☆彡

 

2019年は本当に投資家としては成功体験を経験できる良い年になりました。2020年も右肩上がりで上がっていくのか暴落が待っているのか分かりませんが、大事なことは淡々と投入金を積み上げて配当を受け取ること、これに尽きます!

 

2020年も楽しみながら投資頑張りましょーーー!!

 

 

↓こちらの書籍で米国株の良さを勉強しました! 

【UL】ユニリーバの銘柄分析やってみました!

f:id:nomiinvestor:20191221235158p:plain

こんにちは!ノミの投資家です。

今回は久しぶりに銘柄・財務分析です!12/17にユニリーバ(UL)が2019年の売上ガイダンスを下方修正したことで株価が前日比9%を超える急落となりました。ノミの投資家はULを以前から買いたいと狙っていたのですが、急落のチャンスが巡ってきたので衝動的に買い注文を入れて無事購入することができました。そんなULは優良銘柄なので既に多くのブロガーの方々が素晴らしい分析をされてますが、自分で銘柄分析をしていなかったので、事後的になりますが分析をやってみました。

jp.reuters.com

1.ユニリーバの事業

ユニリーバは言わずと知れたシャンプーや洗剤など生活必需品の他にリプトンなどの食品も含め400以上のブランドを擁するグローバル一般消費財メーカーです。本拠地はイギリスとオランダにあり全世界に一般消費材を売りまくり、売上高約6兆円の超大手企業になります。

www.unilever.co.jp

保有している製品ブランドは食品はリプトンやクノールなどに加え、シャンプーなどの美容品はAXE、DOVE、LUX、mods hairなどの日本でも有名な超有力ブランドを多数持っており、非常に高い事業価値を誇っています。このような製造系の企業にとってブランド力というのは付加価値が高く、高価格維持に有力な武器となりますので、高いブランド力のある製品を多数保有しているユニリーバの事業は非常に魅力的です。

f:id:nomiinvestor:20191221222300p:plain

 事業ポートフォリオはシャンプーなどの美容製品が40%、食品40%、洗剤などが20%とバランスの取れた事業構成比となっています。ここ10年は美容製品の構成比が徐々に大きくなってきたようですね。

また、地域ポートフォリオは売上構成比ではアジア/アフリカ/中東/ロシア 45%、アメリア 31%、ヨーロッパ 24%と意外ですがアジアなどの新興国で販売力を有しています。生活必需品は人口増に比例して需要が伸びていくので今後人口が爆発的に伸びているアジアやアフリカ地域で販売力を持っているのは非常に将来性に期待できると考えます。

www.unilever.com

2.収益性分析

ここからは財務分析に移ります。まずは収益性を見てみましょう。データソースはいつも通りMORNING STARになります。

f:id:nomiinvestor:20191221223441p:plain

売上高は500億EURと日本円で約6兆円を誇ります。同業で日本最大手の花王が1.5兆円ほどなのでその4倍の規模です。いかに規模の大きな企業かが分かりますね。ただ、売上高の推移は2012年頃からほぼ横ばいなので今後の規模拡大には企業買収などでの事業領域拡大が必要になると考えます。

営業利益率は17年までは14~16%程度だったのですが、18年に24%と急激に利益率が上がっています。この改善は食品事業の利益率が急激に改善したためで、2018年のanual reportによると、美容品事業と合わせて適切な製品価格の改善が利益率向上につながったようです。(ただノミの投資家としてはこれだけ劇的に改善させるのは価格運営だけでなく徹底したコストカットなどあらゆる工夫があったのではないかと推察します)。営利率24%は非常に高い水準で同業他社で米国株投資家の間でも人気のP&Gですら20%なのでそれをはるかに上回る利益率です。

f:id:nomiinvestor:20191221225449p:plain

Annual Report and Accounts 2018 Highlights | Investor Relations | Unilever global company website

3.キャッシュフロー

次にキャッシュフローです。キャッシュフローはその企業が実際にお金を手元に残す力があるかを測る重要な指標になります。

f:id:nomiinvestor:20191221230506p:plain

フリーキャッシュは50億ユーロと日本円で6000億円にのぼり、非常に潤沢に持っていますね。営業CFも常に大きくプラスで推移しており、投資CFが一定して低く抑えられているのでフリーCFは潤沢です。営業CFマージンは13.2%とP&Gの20%と比較すると多少見劣りしますが問題ないレベルと考えます。

4.配当性

次に配当性を見てます。

f:id:nomiinvestor:20191221231349p:plain

EPSは年々増加しており2018年は営業利益の大幅改善と事業売却からEPSが急激に高くなっています。配当はユーロベースですが、年々増配してきており配当性向も50%近辺で今後の増配予知は大きいです。利益率の改善と売上の緩やかな伸びが実績としてあるので今後も増配していってくれるのでないかと考えます。19年12月現在の配当率は3%を超えておりノミの投資家としては十分魅力的な水準だと考えています。

5.バランスシート

最後にバランスシートについて見てみましょう。注目するのは負債と純資産の部です。

f:id:nomiinvestor:20191221231813p:plain

 17、18年は負債が増えており、自己資本比率が低下していますが、これはULが多くの企業や事業を買収するため借金をしているからと考えられます。2018年買収に投じた総額は14億5000万ドル(約1595億円)、2017年は55億ドル(約6050億円)ということなので莫大な金額を投じて世界各地で買収をしておりそれにより借金が増えているようです。PGが18年度に投じた買収額は1億900万ドル(約119億円)なのでULがいかに果敢に投資をしているかが分かります。自己資本比率の低下で財務体質的には悪化しているのですが、潤沢なキャッシュがそれを支えて、更に着実に利益は伸ばしていることでROEがここ17、18年で非常に伸びてきています。適切に投資を行いそれが利益増につながる、キャッシュが強いため次の投資も行えるというサイクルで効率よく利益を伸ばしているということが分かります。

digiday.jp

6.まとめ

ULは強力なブランド力を誇り、さらに新興国地域への販売にも強みを持っている企業なので将来性は十分あると考えます。また、利益率の改善やCFの潤沢さなどを見ても企業の魅力としては高いと思います。ノミの投資家としては積極的に買い増していきたい銘柄ですね。一点リスクと考えられるのは為替とブレグジットの影響です。ULはイギリス銘柄のADRですが、配当はユーロ基準でドル換算されるためユーロ安になると配当金が目減りしてしまう可能性はあります。またブレグジットにより企業への税政策や配当課税などの政策が変わると多大な影響を受けてしまう可能性はありますので、その点には注意したいところです。

 

この分析は個人の見解になりますので、投資は自己判断でお願いします。