ノミの投資家奮闘記

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サラリーマン投資家の米国株長期運用記  

NISA口座移管で気をつけたいこと

こんにちは! ノミの投資家です。

 

NISAは日本株だけではなく米国株に対しても日本側でかかる税金が非課税となるため現地の源泉徴収のないADR銘柄などとは相性が合うので最大限活用したい制度です。ただ、NISA口座は一口座しか持てないため複数の証券口座を持っていても開設できるのはそのうち一つの証券会社に限られます。もし、ある証券会社でNISA口座を既に開設してしまったが、別の証券会社に変えたい場合は口座移管の手続きが必要です。

 

最近、私は開設済みのNISA口座を別の証券会社へ移管する手続きをしたのですが、ちょっと痛い目を見たので、NISA口座の移管手続きで気を付けたいことを書きたいと思います。

 

NISA口座の移管で気を付けたいことは、

 

それは、ずばり「時間」です。

 

移管手続きは意外と時間がかかるんです。。。

手続きの手順は以下の流れで、私の場合はみずほ証券から楽天証券へ移管したのですが、それぞれに所要する時間を()内に書きました。

 

■ NISA口座移管手続き手順

① 現行NISA口座の証券会社Aに他社へ移管したい旨連絡(電話など)

↓ (3営業日)

② 証券会社Aから口座移管申請書が郵送で届く

↓ 申請書を記入し証券会社Aへ返送

↓ この間に移管先の証券会社BへNISA口座開設申請書を依頼(webなど)

↓ (7営業日)

③ 証券会社AからNISA口座廃止完了通知が届く

↓ 証券会社BからNISA口座開設申請書が届く

↓ 証券会社Bへ開設申請書と旧口座廃止完了通知を合わせて郵送

↓ (4営業日)

④ 証券会社Bで申請書受理

↓ (1営業日)

↓ 

⑤ 税務署にて審査

↓ (8営業日)

⑥ 審査が通れば開設完了

 

 

旧口座と新口座それぞれで通知書や申請書などの手続きを踏まなければならないのに加え、ほとんどの書類が郵送でのやり取りになるため土日祝日を挟んだりすると想像していたよりもかなり時間がかかってしまいます。

私の場合は早く口座移管をしたかったので郵送する際はわざわざ郵便局の窓口まで行って送付しましたが、結局最初にみずほ証券に連絡してから楽天証券で口座開設されるまでまるまる1か月もかかりました。

 

NISA口座でブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)を買おうとしていたのですが、もたもたしているうちにBTI株はみるみる上昇してしまい結局高値で買わざるを得なくなってしまいました。手元に資金もあり、早く買いたくてしょうがないのに株価がドンドン上がるのをただ眺めることしかできないもどかしさで頭が痛くなりましたが、どうしようもありません。

 

旧NISA口座での取引は1つもなかったので、そんなに時間かからないだろうと勝手に考えていましたが甘かったです、、、。

 

NISA口座を「新規」で開設する場合は証券会社に連絡後1週間ぐらいで開設されて、税務署の審査結果を待たずに買付ができるのですが、「移管」の場合は必ず税務署の審査が完了してからでないと開設されないことも盲点でした。

 

NISA口座移管をご予定の方はこの点、くれぐれもお気を付けくださいませ。