ノミの投資家奮闘記

ノミの投資家奮闘記

サラリーマン投資家の米国株長期運用記  

サラリーマン捨てたもんじゃない!!

こんにちは!ノミの投資家です。

 

株クラの方々の中にもサラリーマンの方は多いと思います。みなさん国内外、大企業、中小企業、都市圏、地方などさまざまなフィールドで活躍されていますよね!ノミの投資家もそんなサラリーマンの中の一人です。サラリーマンと言うとやっぱり出てくるのは「会社の愚痴」ですよね^^; つまらない仕事、強制残業、満員電車通勤、行きたくもない接待や飲み会、パワハラ、セクハラ、無駄なハンコリレーやダラダラ会議、安月給などなど、組織の中で生きる上では避けられないことも多く、まあ口を開けば愚痴は止まらない方が多いのではないでしょうか?その上、年収が上がればガッツリ税金と社会保障費に持っていかれて転勤などで片働きを余儀なくされている人は月々かなり苦しい生活をしているのも事実だと思います。ノミの投資家はどうかって??当然愚痴は尽きません!語ろうと思えば一晩中でも語れます、吐くまで語れます 笑

そんな悪いことだらけのように見えるサラリーマンですが、ホントにそんなに哀れな生き物なんでしょうか?ノミの投資家は最近愚痴も言い疲れてきたので一周回って逆に良いところを探してみました!探してみると甘い汁はたっぷりですね~

それでは「サラリーマン捨てたもんじゃない!」をお楽しみ下さい^^

※この記事はノミの投資家の職場と今のポジションを基準にしているので人によっては全然違うと思われる方もいるかも知れませんがご容赦下さい。

1.意外に多い休日で休みまくれ!

サラリーマンって拘束時間が長くて自由な時間が短いと思っている方多いと思います。本当にそうでしょうか?ノミの投資家は日系メーカー勤務ですが、勤務日は6:45に家を出て19~20頃家に帰り着くまで通勤時間を含めて12時間以上は拘束されています。が、同時にメーカー企業は休みがめちゃくちゃ多いです。会社から提供される年間の休みは以下になります。

・土日:104日

・祝日:約20日

・有給:20~25日

・年末年始、お盆休暇、会社規定休日など:数日

ってな感じで土日祝日が被ることを考慮しても合計130~140日ぐらいは休みになります。一年365日なので1/3以上は休みなんです。有給なんてあっても使えるか!という人も多いかもしれませんが、これは労働者の権利なので使おうと思えば誰も逆らうことはできません。使えないのではなく使ってないだけです。メーカーの場合はこれに加えて飛び石連休などは工場生産効率を考慮してラインを連日でストップさせるために無理やり連休にすることが多く、謎の休みが年に何度かあります。GW、お盆、年末年始なんかはほぼ確実に10日間ぐらいは休みになるため週末含めると月の半分ぐらい休んでいる月が年に3回もあり、有給なんて全部使わなくても十分多くの休みを取れていると感じます。

ノミの投資家は以前外資系企業に務めていましたが、その時は完全カレンダー通りの休みで飛び石連休は当然飛び石のままでした。日系メーカーの休みの多さに憧れてメーカーに転職しましたが本当に休みが多いですね。メーカーでなくても日系企業で働くサラリーマンは総じて休みが多いと思います。町のラーメン屋や喫茶店のような自営業の人がこれだけたくさん休むとたぶん潰れてしまいますが、サラリーマンは休んでいる間でも給料は変わらず入ってくるのである意味効率よく生きていると感じています。

毎日仕事キツイか?とにかく休みまくれ!!

2.安定的な給料はもはや配当金!

サラリーマンは基本給があります。基本給はほぼ確実に毎月入ってきます。これってサラリーマンにとっては普通のことで何の有難みも感じないですが自分で事業をするとなかなか難しいことです。しかも休日が多くても、有給で休みまくっても変わらず給料が振り込まれてくるのである意味不労所得と考えても過言ではありません!ぶっちゃけ配当金かよ!と思えるほどです。例えば、ノミの投資家はスノボが好きですがスノボで足を骨折して1か月入院!となっても有給などを使えば給料が普通に満額振り込まれます。これなら安心して骨折できます。これ、ありえないぐらいのリスクヘッジだと思いますよ!

また、給料が安定すると将来への計画や投資に回せるお金などの計算がしやすくなるなど人生設計が比較的簡単にできるようになります。そして仕事で大して成果が出てなくてもボーナスという手取りが突然3倍ぐらいに増える月が年に1~2回来ます。業績連動性が強いとか成果主義が厳しいサラリーマンはボーナス部分の上下が大きいかも知れませんが、まあみなさん大体毎年もらえることはもらえますよね?これってサラリーマンならではの特権だと思います!

配当金レベルで安定した収入と休日を組み合わせて不労所得感を味わえ!

3.手厚い社会保障リスクヘッジ

サラリーマンは給料の中から社会保障費が大きく取られています。これに不満を持つ方は多いと思います。ノミの投資家も月収が額面だと45万円ぐらいですが手取りにすると33万円ぐらいに激減します。社会保障費の個人負担は給料の約15%程度で厚生年金やら健康保険やら多額の金を徴収されて手取りがかなり減ってしまうんです。ただ、逆を言うとそれだけ保障は手厚くされていて、更に会社が料金を全額支払ってくれているものもあります。社会保障としてサラリーマンが加入している保険の代表例は雇用保険労災保険、健康保険、厚生年金保険などがありますが、これをどのぐらいの割合で会社と個人が支払っているか見てみましょう。

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どうでしょう?給料から引かれるとめちゃくちゃ大きく見える社会保障費ですが、労働者が負担している額よりもはるかに多い金額を会社が負担しているんです。これは年収に入ってこないけど保障は受けられている部分ですから見えない年収となっています。

年金は標準収入によってもらえる額が変わりますが、厚労省が見せている平均モデルは夫が40年間厚生年金に加入して妻は専業主婦(国民年金)の場合、世帯で約22万円ほどもらえるとしています。もちろんこの年金受給額が年々減額されていてノミの投資家が老人になるころにはかなり減っているかもしれませんが、そうは言ってもこれ、加入してないと全然もらえません。しかもサラリーマン世帯で専業主婦・主夫は年金支払いの負担なしで国民年金に加入でき、健康保険も負担なしで加入できています。これは転勤などで片働きを余儀なくされる恵まれないサラリーマンにとっては最後のセーフティーネットだと思います。それに年金は将来の老齢年金としてもらわなくても、例えば子持ちの労働者が万一死亡すれば遺族厚生年金として将来もらえるはずだった年金の多くが非課税で遺族に支払われます。企業によっては企業型確定拠出年金も企業負担で加入できます。また、仕事を失った際の雇用保険や傷病を負った際にもらえる労災保険など万一のことがあった際に非常に手厚い保障を受けられる保険を会社負担で加入できていることになります。もちろんこれがかなり日本企業の負担になって成長の足枷になっていることは間違いないですが、労働者は搾取されつつもそれだけ保護されていると考えていいと思います。

これだけ手厚く保障されていれば死ぬのは怖くない!

4.福利厚生を使い倒せ!

次に福利厚生です。これは会社によってかなり差があるところだと思いますが、ノミの投資家の勤務先にも様々な福利厚生があります。その中でも重宝している福利厚生は、家賃補助・ジム法人会員・各種研修制度です。詳しくはこんな感じです。

【家賃補助】

企業によって補助率や補助の方法が違うと思いますが、ノミの投資家の場合は会社が賃貸を契約し全額支払ったあと半額分を個人が給与天引きで支払っています。家賃半額って年収に換算するとノミの投資家の場合は50万円ぐらいになりますが、それを年収外で会社が負担しています。2年に一度来るいやーな更新料も全額会社負担です。社宅に住んでいる人なんかは金額的にはさらに厚い補助を受けていることになると思います。もちろんできれば実家に帰りたいし会社のせいで住みたくもない場所に住んでる訳ですが、補助が出るのは本当に有難いことです。

【ジム法人会員】

ノミの投資家の勤務先は大手スポーツジムに法人契約しています。ノミの投資家は筋トレが趣味でジムに通っているのですが、この法人契約ジムに半額の料金で通えています。ジムの会費って結構高くて、大手スポーツジムでフルタイムで全国どこのジムにも通えるクラスだと月12,000~13,000円ぐらいしますが、これが半額で使えるので非常に重宝してます。こうゆうのは年収には出てこない利点ですね。

【各種研修制度】

会社の性格にもよりますが、社員教育に力を入れている企業は研修制度が充実しています。ノミの投資家の勤務先でも社内外の研修に参加でき、語学・マーケティング・マネジメントなどなど様々なことを会社負担で勉強できます。ノミの投資家も頻繁に研修には参加していて、自ら手を挙げて会社から経費を引っ張り国家資格も取ったりしました。海外語学研修やMBA取得など会社のお金を散々使っている人も中にはいます。このように会社のお金で勉強できるのもサラリーマンの魅力と思います。

福利厚生は年収外の収入!使い倒して副収入化せよ!

5.出張で経験値を積め!

 ノミの投資家は勤務先で海外営業を担当しています。海外出張に行くことも多く、特に担当しているヨーロッパには年に何度も行っています。こちらはノミの投資家がこれまでに出張した国々とその回数です。

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韓国以外は全て今の職場に転勤して6年間ほどで行ったのですが、結構行きましたね。日本国内も国内営業やってたときは北は北海道、南は鹿児島まで日本全国津々浦々周りました。ドイツなんか12回も行ってますがもう行きたくもないです^^; でも海外営業のサラリーマンの方々ってこれぐらい普通に行ってる人多いので、この回数見て「は!?普通やん!?」って思う人も多いと思います。

出張って会食と移動ばっかりでめちゃくちゃキツイものもありますし、過去を振り返ると胃が痛くなるプレゼンを2~3時間も英語でやらされたり、300人の前で英語でスピーチしたことがあったりと、精神的にも肉体的にもかなり疲労するのであまり行きたいと思わないのですが、どうせ行くなら楽しむようにしてます。土日を挟む日程なら基本的に週末は観光できますしホテルのジムで筋トレもできます。ホテルだってパリの宿泊なんか一泊300ユーロぐらいするホテルに泊まったこともあります。そんなホテル、自腹では絶対泊まれませんからね。出張手当も非課税でもらえてマイルも当然非課税でもらえるのでキツイながらも、それなりに旨味を見つけてモチベを維持してます。

そんな海外出張ですが、ノミの投資家として一番の利点と感じているのは「経験」です。ヨーロッパに一週間出張するだけで飛行機代やらホテル代やら合わせると50万円ぐらいの費用がかかります。ビジネスクラスに乗る際は100万円近くします。こんなの薄給追いかけるサラリーマンが自腹では絶対にできることではないです。これを年間4~5回やってるわけですから年収の外で数百万円の費用を会社から投資してもらって経験を積んでいるんです。ツライことも多いですし、正直、ルーマニアとかナイジェリアなんて出張じゃないと行こうとも思わないですが、でも行けばそれなりに現地の仕事仲間たちと仕事の話や子育ての話や恋愛の話など酒を飲みながらいろいろな話ができますし、街を歩けば行くたびに新しい発見はあります。

だからなに?って感じもしますが、お金をもらいながら普段の生活では知りえない発見や経験をできるのは将来掛け替えのない財産になると考えています。こうゆうのは年収には出てこないintangible資産ですよね! 

出張に行って、したくもない経験を積んで人間の幅を無理やり広げろ!

6.会食で贅沢品を食え!

ノミの投資家は営業です。営業と言えば会食があります。会食行きたくないですよね、、、ホント行きたくない会食は多いです。でも、ノミの投資家はどうせ行くなら贅沢品を楽しむようにしてます。こちらはこれまでいろいろ食べてきた会食の一部になります。 

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各地で美味しいものをたくさん食べてきました。いちいち写真に撮ってないので記録に残ってないですが、出張なんかに行くと接待を受けるので一食1万円レベルの食事を一週間ほぼ毎日食べます。高い料理ってやっぱり美味しいです。オスロのサーモンなんか日本で食べるのと違う食べ物か!って言うぐらい美味しいです。

一方でノミの投資家はとてもケチです。料理にも全くこだわりがなく奥さんの手料理大好きですし、吉野家とか釜揚げうどんとかビッグマックも美味しく食べて大満足する人間です。ハッキリ言って海外の高級料理と釜揚げうどんとどっちが好きかと言われると釜揚げうどんの方が好きです。そんな安上がり人間がこんなお高い食事を口にできるのは会社のお金だからです。六本木のモンシェルトントンなんか一人2万円ぐらいする鉄板焼きですが、プライベートでは絶対に食べません。なぜか?ケチだからです。たぶん自腹でこんな高いの食べるのは、数年に一回何かの記念日に「あ~このカネあればあの株買えるのにな~」と無駄なこと考えてビクビクしながら夫婦二人で2万円ぐらいのコースを食べるのが関の山です。結局私に染みついた貧乏根性と安上がり節約精神は一生取れないのでそんなもんです。アーリーリタイアなんかした日には節約生活をさらに加速させるので一生食べることはないでしょう。それを適当に男芸者で場を盛り上げながら、他人の金で遠慮なく贅沢品を飲み食いできる会食はしみったれ人間の私には嫌々ながらも自分の腹を痛めることなく得難い経験をしていると思います。(肝臓はだいぶ傷めましたけどね!笑)

まあこれも、だから何?って感じがしますが、結局人間死ぬときはお金も家族も置いて一人で逝かないといけないので、いろいろ経験して楽しかった!とか、あそこに行ってあれ食って美味しかった!とかそうゆう思い出だけでも一緒に持っていければと思ってます。

会食で死ぬ直前にでも思い出せる料理を食らえ!

7.まとめ

資本主義の中ではサラリーマンは労働者です。労働者は労働を提供する代わりに資本家から給与をもらって生きる人たちで、言わば使われている人たちなので資本社会においては不利な立場です。ただ、逆に考えると法人(企業)は個人よりはるかに大きな資本家であり資本主義では個人より絶対的に有利に世の中のお金を集めている立場にあると考えます。そして労働者はこの大きな資本にぶら下がりながらも不利な立場故にかなり手厚く保護されています。この立場を活かすに越したことはありません。もちろんこの記事を読んで「お前みたいに恵まれた環境じゃねー!」という人もいるでしょうし「お前の経験なんてまだまだ大したことない!」と思う人もいるかと思いますが、ここでノミの投資家が言いたいことは

「大なり小なり会社には甘い汁がたくさんある」

ということです。個々の環境は違えど見渡すと社内には甘い汁がたくさん溢れているのではないでしょうか?例えばネットでよく記事に出てくる「働かないおじさん」こうゆうのも他人に仕事をさせて不労所得の甘い汁を吸っている代表例です。もちろんノミの投資家はそんな人になろうとは思ってませんが、そのほかにも個人では決して得ることのできない甘い汁はたくさんあるので、大きな資本にぶら下がってそれを吸いまくる、これがサラリーマンの特権だと考えています。

と、いろいろねちっこくて最後は何か哲学みたいな記事になってしまいましたが、この記事はサラリーマン生活が気持ち悪くなってきている自分自身への気つけ薬のために書いているので、明日からも会社で嫌なことがある度にこの記事を読み返してモチベの決壊を防ぎたいと思います 笑

そしてこの記事読んでくれた方にお願いしたいのは、「あなたの知らないもっとこんな甘い汁もある」というネタがあれば是非教えて欲しいですそれを明日への活力にします笑 

みんな!

サラリーマンのいいとこ見つけて

オラに元気を分けて下さい!

 

 

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